ここ数年、格安の海外航空券が大流行です。そのおかげで海外旅行が身近なものになり、場合によっては国内旅行よりも安く海外に行けるというおかしな状況も起きています。また、学生が短期留学したり、遊学したり、バックパッカーで世界を歩き回ることも可能になりました。学びながら遊びながら働くことも出来るワーキングホリデーという旅行の仕方もあります。格安の海外航空券はいろいろな可能性を広げてくれるのです。
ではなぜこのように海外航空券が格安になるのでしょうか?その仕組みを探ってみましょう。以前の航空券は定価が法律で決まっており、勝手に価格を変えることはせきませんでした。しかし、規制緩和によって航空会社が定価以外に割引料金を設定することも可能になりました。そのため航空会社から正規に購入した場合でも、早期割引などの低価格航空券が出来たのです。しかし、それ以上に安い海外航空券が生まれたのは、旅行会社が買うことの出来る特別な料金、いわば卸値で買い入れた航空券をバラ売りし始めたからです。
本来はパックツアーで利用するはずの大量の航空券を、個人向けに売ることが可能になったのです。正式に許可されているわけではありませんが、航空会社も空席を作らなくて済むため、黙認している状態です。その中でもシーズナリティといわれる季節による人気を分散するために、閑散期には信じられないような価格の海外航空券が発売されているのです。消費者にとっては嬉しいばかりのこのシステム。利用しない手はないですね。